焼香とは

通夜、葬儀で行う

  • 仏式の通夜やご葬儀では、焼香(しょうこう)が行われます。葬儀・法事のときに、お香を焚いて故人や仏様を拝むこと。一般的には、香木を砕いて粉末状にした「抹香」を香炉に落として焚く行為を指します。焼香は僧侶による読経と並んで、儀式の中心になるもので、霊前を清め、敬けんな心で亡くなった人の冥福を祈る意味が込められています。
    一般的に、通夜や法事では線香を、ご葬儀や告別式では抹香が使われることが多いようです。

    ◆焼香の行い方
    焼香には、座って行う座礼と、立ったままで行う立礼があります。自宅や寺院では座礼、斎場などでは立礼で行うことが多いようです。
    また、会場が狭い場合や参列者が多いときは、自分の席で行う「回し焼香」の場合もあります。
    焼香の順番は、喪主やご遺族が終わってから、一般会葬者となります。
    順番が来たら、祭壇に進み出て、まず僧侶とご遺族に一礼をします。続いて、遺影に向けて一礼してから焼香を行うのがマナーです。

    ◆焼香の回数や作法 線香をあげる本数や、抹香を香炉にくべる回数は、宗派によって違いがあります。 一般的には、線香は1本か3本、焼香は1〜3回行えば十分です。 その宗派の作法がわからなくても、心を込めて焼香すれば、とくに違いにこだわる必要はありません。

    ◎宗派ごとの詳しい焼香の仕方
    宗派 線香の本数・焼香の回数など
    天台宗 抹香3回
    真言宗 抹香3回
    浄土宗 線香/抹香とくに決まりはないです。
    浄土真宗 本願寺派 抹香押しいただかずに1回。
    浄土真宗 大谷派 抹香押しいただかずに2回。
    臨済宗 抹香2回。1回目は押しいただき、2回目はそのまま落とします。
    曹洞宗 抹香1回目は押しいただき、2回目はそのまま落とします。
    日蓮宗 抹香とくに決まりはないのですが3回が多いです。



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  • ◆焼香の目的はお香の匂いや煙を立てることで、3つの意味があるといわれています。
    1.穢れを払って心身を清らかにする
    焼香で使うお香の匂いには、自らの穢れを払って、心と身体を清らかにする効果があります。キレイになった心身で仏様や故人に祈り、敬意と感謝を捧げる意味があるんだそう。また、お香の匂いが仏様の徳や教え、極楽浄土を思い起こさせるといわれています。
    2.故人や仏様にお供えする
    仏教では、人が亡くなると霊魂になり、七七(四十九)日までは現世にとどまるとされています。霊体となった故人は「匂い」を食べると考えられているため、焼香をして故人のお腹を満たす意味もあるようです。
    3.この世とあの世をつなげる
    仏教では、現世の人間とあの世の故人は、煙を介してコミュニケーションをとると考えられています。現世とあの世をつなげるのは、焼香の煙の大切な役割。葬儀やお盆など、故人の魂が帰ってくるタイミングで遺族が焼香を焚き、故人を迎え入れます。


    ◆焼香の歴史と実用性のお話
    焼香で使う香木は、仏教発祥の地であるインドから日本に伝来しました。インドは高温多湿で酷暑のため、ご遺体に腐敗臭が生じやすい環境。焼香のお香には、ご遺体の腐敗臭を消す役割があったようです。
    インドから日本へ仏教が伝わったとき、お香の役割も受け継がれ、お悔やみ事に使われるようになりました。例えば通夜では、故人に傍で一晩中お香を焚き続ける習慣があります。お香は宗教的な意味だけでなく、遺体の臭いを抑えるという実用面でも重宝されました。


    ◆焼香と線香の違い
    焼香と線香は、どちらも香りと煙を立てて、仏様や故人に敬意を表す道具です。焼香は細かく砕いた香木を、線香は棒状になったお香を使います。同じ目的をもつ焼香と線香ですが、使う場面が違うので注意が必要です。

    焼香は葬儀や法事などの大切な儀式で、線香は仏壇に祈ったりお墓参りをしたり、日常的な場面で使いますので一度、ご自身で確認をして知識マナーとして覚えておくとこの先役に立つことがあります。


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